今や2年に1度となってしまったマッチョなバイクであるヤマハV-MAXの車検にあえて自走で!その理由はお客様の要望!!

ino

2023年11月29日 09:31

排気量が大きなバイクには車と同じ様に「車検」があります。

二年に一度でありその大変さから少し排気量を落とし250cc以下のバイクに乗られる方も多くいらっしゃいます。

確かに車検となると重量税や整備代が余分に掛かってしまうので大変だと思ってしまうかもしれませんがゆったりとツーリングをしたり排気量なりの低速から軽くアクセルを開けただけで味わえるパンチの効いた加速がバイクやスポーツカー好きな方々には超メリットでもありますね。

子供さんやバイクに乗られない方々も遊園地に行けば「絶叫マシン!!」に楽しく乗られる様にパンチの効いた大型バイクはやはり楽しいのです!

その見本の様な当時の絶叫バイクであるヤマハV-MAXが今回車検に行かせて頂いた車両でもう何度も当社にご依頼を頂いております。

ドラッグレースというスタートしてからたった400メートルをいかに速く走るかを競うバイクや車の正式競技があるのですが今からこのV-MAX!!1985年にドラッグレーサー(0~400mの加速力を競うレース)を意識して造られパワー感は例え老いても国際A級ライダーである私も公道では未だにアクセルをまともにワイドオープン出来ないほど!!

実際に0~400mのタイムは発売当時の35年近くも前から10秒台!!を出していて私も仲間と2人乗りで走った時にフロントが自然に浮いてきた記憶があります!

それでいて車重が300キロ近くでV4エンジンの迫力の排気音!!

約20年間も基本的にモデルチェンジ無く売られ続けた訳が今乗っていても解りますがタイヤは約35年ほど前の基本設計のサイズとなりますし車重やパワーなどを考えても一般公道では無理な運転をしない方が身の為かもしれませんね!

低速でも楽しい鼓動と排気音や軽くアクセルを開けただけでパンチを感じられるのは逆にのんびりと走らなければならない日本の公道では「有り!」かもしれませんしコストがタップリと掛けられた車体は私のCB750F同様に眺めていて美しさが違います!!

ハーレーダビットソンが日本に受け入れられたのも恐らくそんな理由もあったのかもしれませんね。

「のんびりと走っている時」のメリットもノーマルでも楽しい排気音や大きなフロントタイヤによる公道での凸凹を拾い難い特性、更に重い車重により良く動いてくれるサスペンションに分厚いシートなどにより、乗り心地は最近のバイクとは比較にならないほど良いかもしれません。

当社はお客様の希望によって私が実際に高速道路を使ってテストをしながら車検に行っています。

勿論リスクもありますので希望の方に限りますが皆さん逆に「テストをして欲しい!」と言ってくれますし、当社から何と高速のインターまでが約10分、そこから高速チェックを行い浜松インターを降りれば隣の敷地が車検場」であり検査が終わればまた一気にバイパスで一直線のコースを走ってくるのみで、整備後のテスト走行と何ら変わり無く今までもそうする事により「沢山の走ってみないと解らないトラブル」を何度も発見しております。

本当に辛いのですが工場も私も最近はドタバタと忙しいので今は当社のお客様限定で頑張らせて頂いております。


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