あと数ヶ月となった11月1日に開催される母校「掛川(中遠)工業高等学校」の50周年記念事業。
その事業で記念講演をしてくれるのが楽しくて何度も紹介をさせて頂いている同級生であり我が校のOBでもある山田達也くん!
宮崎駿監督に腕を買われ愛地球博での「サツキとメイの家」を初め監督のアトリエや色々なジブリ関連の建物を設計プロデュースしています。
今回また当日の打ち合わせをしたのですがこれがまた楽し過ぎなのです!
この度、彼に許可を取り少しだけ宮崎駿監督と山田達也くんとの「拘りの凄さ!」を紹介します!
まずは彼のiPadの動画と私のiPadの画像を比べる所から話が始まりました。
とにかくこの「サツキとメイの家」に関しては一品にまで拘り小物をワンオフで製造したり、明治村に行って当事の建物の研究もしたりしたそうです。
ガラスも今の時代の物では透明感が高すぎる為、あえて古い昔のガラスを探し手に入れたとか!
要は「映画の時代の建物であり、アニメーションの中の建物と比べられても絶対に文句を言わせない!」と言う考えで造った様です。
おまけに新築なのに古い建物に見えるように仕上げないといけないし、全てが機能するようになっているのです!
一般の方々が入れなかった二階も実は映画と全く一緒!
危険性を考えてこの階段を登らせなかったようですが、設計上でかなり苦労をした部分だと彼が言っていました。
そしてこの階段を登ると・・・・・・・・
やはり映画と同じ手すりのある2階の部屋!
サツキやメイが「まっくろくろすけ」と遭遇した部屋がそこにはあり、板張りの壁には映画と同じ様に「まっくろくろすけ」が逃げ込んだ隙間までしっかりと再現されています。
そしてその隙間に実際に手を入れると!
中にいる「まっくろくろすけ」に手が触れて実際に手に黒い墨が着くようになっているそうです!!
そして更に驚きなのが考古学の先生であるお父さんの書斎!
実はこの部屋の考古学の書物も古くて貴重な本物を仕入れなんとこの本の価格だけでも・・・・・・普通の小さな家を建てるのと同じ位の金額が掛かっていました!
そんな拘りの数々を聞いていると本当に楽しく、ファンの皆さんにも聞かせてあげたい事ばかりなのです。
もっと話したいのですが当日の楽しみが減ってしまうのでこの辺で許して頂きたいのですが「脱帽」の一言です!
そしてこれが山田達也くんと宮崎駿監督が拘りに拘りぬいた監督のアトリエ!
彼が「未だにあのアトリエ以上の物が出来ない・・・・・」と言っている建物なのです!
勿論これでも新築。
外には大好きな車も!(このチャールストンは監督お気に入りの愛車だそうです!)
アトリエの内部は個人情報!?となってしまいそうなのでアップできませんが勿論拘りまくっています!
今回も打ち合わせと言う事ですが、山田達也くんの話を聞いていると彼の仕事がとても羨ましく思えました!
本番の記念講演の事を心配してくれているようですが間違い無く後輩たちも驚き生きて行く上で役に立つ講演になると思いました!!